どう解くのかのう…
分かれば簡単!わかりやすくお伝えします^^
高校物理でつまづくポイントの一つに「水平投射」があります。
今回は例題を交えてわかり易く教えます!
早速問題!
高いところから初速20.0m/sで水平投射した。
(1)3.00s後の水平到達距離を求めよ
(2)4.0s後の鉛直方向の落下距離を求めよ
※なお、上記の問題で重力加速度は9.8m/s/sを使用し、空気抵抗は考えないものとします。
1) 3.00s後の水平到達距離
「水平」とは、x軸(左右)を表します。
この問題では空気抵抗を考えないため、初速20.0m/sがいつまでも続くと考えられます。
よって、
3.00 × 20.0 = 60.0m
から60.0mだとわかります。
2) 4.0s後の鉛直方向の落下距離
若干難しくなるのが鉛直方向の問題です。
鉛直とはY軸(上下)のこと。
よって、重力加速度の9.8m/s/sを使用します。
与えられた条件は
- 加速度a:9.8
- 時間s:4.0
よって、4.0s時の速度は9.8 × 4.0 = 39.2m/s
平均速度を求めるので、39.2 ÷ 2 = 19.6m/s
平均速度×時間=落下距離なので、
19.6 × 4.0 = 78.4から、78mとわかります。
まとめ
- 水平は横、鉛直は縦
- 鉛直方向の場合、平均速度を求めれば簡単!
つまづきやすいところですので、慎重に学習を進めるようにしましょう!
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